「アメリカ人は日本のことを本当に知っているのだろうか」と疑問に思い、日本の文化を伝えるため、2005年の夏からアメリカに交換留学しています。出発前には日本のことをしっかり伝えられるように勉強しました。華道と茶道を学んでいたのでどちらも道具を持って行って、実際にお茶を点ててみせたりしました。こちらへ来てみると、アメリカ人は日本のことはほとんど知らないのだということがわかりました。名前だけは知っていて、写真や実物を見せてどんなものか初めてわかってもらえた、というものもかなりあります。お寺、神社、夏祭り、日本の学校などの写真を沢山持って行って見せたことも日本のことを知ってもらうのに効果的でした。華道や茶道といった日本的なものを実際自分でできたのは、自分をアピールしたりコミュニケーションをとったりするのにとても役に立ちました。
自分から積極的に話しかけて言うべきことを言わないと、気持ちが伝わらないし、わかってもらえません。授業も最初は聞き取れなくてパニックになったりしましたが、学校が近いので毎日放課後、先生に聞きに行くと、その教科の学習に関するポイントや、「今日の授業はこんなことをした」などとていねいに教えてくれます。 アメリカ人はすごく親切で心が大きく、一生懸命やればサポートしてくれます。課外活動では演劇部でクリスマス公演のコメディに出たり、コーラスのクリスマスコンサートに参加したりしました。また、ウィンターカレンガールというパフォーマンスのチームではソロパートをもらいました。3年生の卒業記念ミュージカルには友達が推薦してくれて、2年生から一人だけダンサーとして参加しています。積極的に取り組むことで友達も大勢できました。
高校1年生の時に、3年間習っていたバレエの公演のためにロシアに行きました。現地で英語で話したら相手に通じて、それが快感だったことが留学に興味を持ったきっかけです。また、アメリカ人が日本のことをどのくらい知っているのだろうか、という疑問を持ったことで、留学したい気持ちが強くなりました。家族に話したところ「今行っちゃえば?」と言われて、6月に交換留学の試験を受けました。
日本のことを伝えて外国のことを吸収してくるというプログラムなので、向こうのことは行ってから学ぶことにして日本のことをしっかり伝えられるように勉強しました。以前から習っていた華道と茶道をさらに深く学びました。
1年間の交換留学で来たのですが、友達もたくさんできたし、もう少しこちらにいてアメリカの高校を卒業したい、 と思うようになりました。交換留学終了後、日本の高校へ復学するか、アメリカの高校へ編入するか、検討しています。